2020年
9月25日 金曜日
言葉を刻む
超満員の汽車で福井へ。ガラスもない窓から見える富士の姿に涙がこぼれた
妻を亡くし、幼い子供を残して覚悟の出征をしていった父の心中を推し量る術(すべ)を知りません
母が言った。「お前だけでも助かってほしいから山へ逃げておくれ」
わが身かわいさに、助けてあげられなかったことを悔いている
戦場には絶対に行かないで。これは私からの遺言です
至るところに死体があり、死んでいる母親のおっぱいを吸っている赤ちゃんもいました。あのとき「鉄砲玉に当たって楽に死にたい」と考えていました
いまは科学者が戦争を意識しなくなってしまった
やりたい放題。実験で殺されたのではたまらない。ばかにしやがって
河原では水の中で死んでいる人、水を求め倒れている人がたくさん見え、もう地獄だった。
敵機は超低空より機銃掃射の繰り返し。ふと故郷の両親の顔がよぎった
この浜中の校庭が主戦場になっていたかもしれない
壕に遺体を投げ込むだけの埋葬。弟を含め、遺骨を持ち帰ることはできなかった
父はなぜ、遠い北の地で死ななければならなかったのか
骨箱には葉っぱが入っちょっただけ
訓練前、上官に「これはお前らの棺おけじゃ」と言われた
憧れだった空は戦時中、戦いの場となった
幼い私には、何のためにそこに人間の形をしたものがたくさんころがっているのか、理解できなかった。
逃げ場がなくなり、福井城址のお堀に飛び込んだ。周囲は火の海。水につかっていない顔に熱風が吹き付けた。
焦熱地獄。熱くて熱くて、とにかくのどが渇いた。B29はなかなか帰らなかった。
「みそ汁に毒を入れて全員自決しよう」と迫られた


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