「どろぼうがっこう」の複製原画展

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 11月23日まで、越前市かこさとしふるさと絵本館で、越前市出身の絵本作家加古里子さんの人気作「どろぼうがっこう」(1973年、偕成社)の複製原画展が開かれている。ユーモアと温かみにあふれた絵本の名場面が並んでいる。

 半世紀近く読み継がれ、子どもだけでなく親世代からも「思い出深い絵本」との声が多く寄せられることから展示を企画。加古総合研究所(神奈川県)から借り受けたものを中心に、同作と続編2作の複製原画計20点を紹介している。

 加古さんが60年、学位論文下書きの裏に走り書きして作った紙芝居が原点。立派な泥棒を目指す生徒が通う学校という「奇想天外な設定」(同館)が子どもたちに大うけし、後に絵本として出版されたという。こわもてながらどこか憎めない登場人物の魅力が、複製原画から伝わってくる。

 校長の「くまさかとらえもん先生」のモデルとなった、伝説の盗賊「熊坂長範」ゆかりの県内スポットも紹介している。

 同館の館長は「泥棒の学校という少し物騒なテーマながら、子どもたちを道徳的に正しい方向に導いていくストーリーの展開に加古さんらしいユーモアと優しさを感じる」と話している。

EVENT INFORMATION
会場かこさとしふるさと絵本館
住所福井県越前市高瀬1丁目14−7
日程 2020年9月4日(金) ~ 2020年11月23日(月)
時間
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