CHIKA
AOKI

フェンシング

青木千佳
あおき・ちか

南条小-南条中-武生商高-日大。ネクサス所属。全日本選手権女子サーブル優勝3回。2016年のリオデジャネイロ五輪代表。3カ月後のワールドカップフランス大会で3位。158センチ。1990年2月生まれ

最大の敵は「焦り」だ。リオデジャネイロ五輪は冷静さを失い、「実力の4割も出せなかった」と5-15で初戦敗退した。

スピードには絶対の自信がある。メンタルを強化し、努力と交わった先に、光があると信じる。

専門トレーナーに指導を仰ぎ、週に1度、練習や大会での精神状態を振り返る時間を設けている。理想はリオの3カ月後に銅メダルを獲得したワールドカップでの動き。
「五輪で打ちのめされて吹っ切れた。心も体も軽かった」。今も試合ごとにばらつきはあるが「コントールできてきた」と手応えを示す。

構えの姿勢で距離を詰め、瞬時に斬りかかる-。速さを最大限に生かすため、攻撃の緩急を強化。2020年初頭の1カ月は、10分間の真剣勝負を続ける過酷なメニューに取り組む。

「足がつるまで追い込んでいる。心肺機能もいい形で仕上がってきた」

エペの見延和靖(ネクサス)ら武生商高出身の先輩3人も、連続五輪出場へ奮闘している。4剣士全員で切符を勝ち取り「フェンシング王国福井の力を世界に知らしめたい」

文・宮崎翔央