2019年12月26日、日本各地で太陽が欠けて見える部分日食を楽しむことができる。ウェザーニュースによると部分日食が見える時間帯は東京で午後2時28分から午後4時34分の日の入りまで。全国各地の観測ができる時間帯、日食のピーク時間、天気は以下の通り。
■仙台
食の始め 午後2時30分ごろ
食の最大 午後3時33分ごろ
日の入り 午後4時22分ごろ
■東京
食の始め 午後2時28分ごろ
食の最大 午後3時35分ごろ
日の入り 午後4時34分ごろ
■大阪
食の始め 午後2時23分ごろ
食の最大 午後3時31分ごろ
食の終わり 午後4時32分ごろ
■福岡
食の始め 午後2時14分ごろ
食の最大 午後3時25分ごろ
食の終わり 午後4時28分ごろ
■那覇
食の始め 午後2時2分ごろ
食の最大 午後3時27分ごろ
食の終わり 午後4時40分ごろ
太陽の欠け方が最も大きいのは沖縄県那覇市で47%。東日本や北日本では太陽が欠けたまま日の入りとなる「日中帯食」となる。
ウェザーニュースによると、12月26日は西から近づく低気圧や前線の影響で天気が崩れ、全国の広い範囲で空が雲に覆われてしまう見込みで観測には微妙な天気。ただ、低気圧などの接近が襲い北日本では、薄い雲越しに、または雲の隙間から観測するチャンスがある。
また、日食の時間帯に低気圧や前線が遠ざかる九州や沖縄でも雲の切れ間から太陽の欠ける様子が見られる可能性がある。運が良ければ神秘的な天体ショーを見ることができそうだ。
日本で日食が見られるのは1月6日以来。グアムやインド洋南部、東南アジアの一部では金環日食を見ることができる。