ラーメンの煮卵用焼き印を作った坂井高の生徒ら=12月18日、福井市開発2丁目

坂井高生が作った焼き印と店のロゴと湯気が刻印された煮卵

 福井県坂井市の坂井高校の3年生3人が12月18日、煮卵専用の手作り焼き印を福井市内のラーメン店に贈った。店のロゴと湯気を精巧に表現し、持ち手の角度にこだわった自信作だ。

 若者に技術を磨いてもらおうと福井市開発2丁目のラーメン店「RAMEN W」が同校に提案。昨年5月の校内イベントでどら焼き用の焼き印を作った機械・自動車科機械コースに所属する北島麗嗣さん、大森堪太さん、岡崎友哉さんに白羽の矢が立った。6月に制作を始め、プログラミングなどのノウハウを生かして約4カ月で完成させた。

 焼き印は熱が伝わりやすい真ちゅう製。縦横3センチの正方形に店のロゴWと湯気を表現した。煮卵に力が伝わりやすいよう、持ち手の角度は試行錯誤を繰り返したという。

 この日は生徒3人が訪れ、「うまくできたのでたくさん使ってください」と店主の北川紀夫さん(50)に焼き印を贈った。その後、煮卵に焼き印を押させてもらい、ジュッと音を立ててロゴが浮かぶと「おー」と歓声を上げた。北川さんは「みんなの工夫と気持ちがこもっている」と感謝し、ラーメンを振る舞った。

 ロゴ入りの煮卵は、来年1月19日から毎月第3日曜の午前9~10時半に限定20杯提供される。

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