福井地裁=福井県福井市

 他人のIDやパスワードを使って不正アクセスし、携帯電話の決済システムを使ってインターネットで商品購入を繰り返したとして不正アクセス禁止法違反などの罪に問われた岐阜県の無職女(20)=犯行当時(19)=に福井地裁は12月18日、懲役2年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 判決理由で西谷大吾裁判官は「アカウントを利用された多くの人に多額の損害を与え、決済システムの信用を揺るがすなど、悪質性は相当高い」と指摘。一方で、事実を認め反省しているとした。

 判決によると、女は2018年12月~19年4月、自分のスマートフォンからNTTドコモの「dアカウント」に他人19人のIDで不正にログイン。キャリア決済を使用して、フリーマーケットアプリ「メルカリ」などで計31回にわたり商品や音楽データ約68万5千円分を購入した。IDとパスワードは、それらしい名前や誕生日を組み合わせて英数字で入力して見破っていた。

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