福井国体の開会式で熱唱する五木ひろしさん=2018年9月29日、福井県福井市の9・98スタジアム

 来年5月30、31日に福井県内全17市町を巡る東京五輪聖火リレーについて、県実行委員会は12月17日、ランナーに美浜町出身の歌手五木ひろしさん(71)やロンドン、リオデジャネイロ両五輪に出場したフェンシングの佐藤希望さん(33)=越前市=ら43人と1グループを選出したと発表した。スポンサー企業4社が選んだランナー128人を含め、県内172区間で聖火をつなぐ。

 ⇒福井県内の詳細ルート公表

 県内でのリレーは初日、高浜町の若狭高浜海釣り公園を出発し、嶺南地方を中心に9市町を巡って鯖江市の西山公園に到着する。2日目は越前市武生中央公園多目的グラウンドをスタートし奥越、坂井・あわらなどを通過、最終地点は福井市中央公園。

 著名人によるPRランナーには、五木さんと佐藤さんのほか、福井市出身の俳優津田寛治さん(54)、坂井市出身の女優高橋愛さん(33)が名を連ねた。昨年の福井しあわせ元気国体・大会(全国障害者スポーツ大会)で、五木さん、津田さん、高橋さんは開閉会式などに出演し、佐藤さんはフェンシング成年女子福井県チームの中心選手としてエペ優勝に貢献した。県実行委は人選について「福井国体、障スポでの活躍や出演を考慮した」とした。

  ⇒福井の熱気、東京へ 国体盛り上げた著名人も

 グループランナーは、今年の茨城国体をはじめ、これまでに16回の競技別天皇杯を獲得している県国体ボートチームが起用された。歴代選手を含む最大10人が一緒に走る予定で、メンバーは調整中。

 43人のうち男性は21人、女性は22人、障害のある人は7人。最年少は現在小学6年生(12)、最高齢は88歳。PRランナーとグループランナーを除く県実行委の公募枠39人に2566人の応募があり、倍率は65・8倍。地域への貢献度やランナーへの意欲など4項目で、各市町から2人以上選んだ。ランナーが走る区間はリレーの2~3週間前に公表される。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は、県内各市町での聖火リレーの詳細ルートも発表した。各区間の開始、終了時刻は来年1月下旬以降公表される予定。

 県実行委は「沿道でランナーに大きな声援を送り、東京五輪への機運を高めてほしい」と呼び掛けている。

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