縁起物を飾り付ける仕上げの作業に追われるしめ縄作り=12月16日、福井県池田町水海の水海〆縄会館

 福井県池田町のお年寄りらによる正月用のしめ縄作りが佳境に入り、製作場の水海〆縄会館(水海)には手作りされたしめ縄が所狭しと並び始めた。12月16日はダイダイやエビなど縁起物が取り付けられ、しめ縄に新春を迎える華やかさが加わった。約3万本が18日におはらいを受け、主に関西方面や福井県内に出荷される。

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 約50年前に鵜甘神社(水海)の氏子衆が、同神社のしめ縄製作を委託されたのをきっかけに、同町で出荷用しめ縄作りが始まった。青わらの編み込みは毎年、お年寄りが年明けから11月まで約1年がかりで取り組む作業。この日は仕上げとして、縦35センチ横50センチと大きめの玄関用しめ縄に、縁起物を飾り付けた。

 76歳の女性は「みんなが幸せに生活できることと、家内安全を祈って作っています」と話していた。

 神棚用、玄関用、水回り用など約10種を製作。出荷は20日ごろからで、県内では同町のまちの駅「こってコテいけだ」や、福井市のベル内「こっぽい屋」などに並ぶ。

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