チョコをコーティングした越前そば、越前焼のおちょこ、越前和紙を組み合わせた「そばちょこ」=福井県越前町小曽原の「越前焼の館」

 越前焼工業協同組合(福井県越前町)などは、揚げた越前そばにチョコレートをコーティングした菓子と、越前焼のおちょこをセットにしたギフトセットの販売を始めた。チョコとおちょこを引っ掛け「そばちょこ」と名付けた。福井の魅力が詰まった商品としてクリスマスやバレンタインデーのギフト、土産用の需要を見込んでいる。

 商品は、デザインディレクターの井上純一さん(南越前町)が長年温めていた構想を同組合に持ち掛けたのをきっかけに、開発が進んだ。

 菓子は、そば店「御清水庵」(越前市)と洋菓子店「けーきやyanagimoto」(鯖江市)が手掛けた。揚げた越前そばにビターチョコをコーティングし、上からソバの実をちりばめた。食べ始めにはビターチョコのほろ苦さや甘さが味わえ、次第にソバの香ばしい風味や塩味が口の中に広がっていく。日本酒やウイスキー、焼酎のつまみとしても楽しめる。

 越前焼のおちょこは、同組合の若手陶芸家、吉田雄貴さん(越前町)が制作した。青と白の2色あり、モダンな仕上がりとなっている。ラッピングには越前和紙を用いた。

 井上さんは「どこにもないオリジナルチョコ。越前そば、越前焼、越前和紙と味でも器でも包装でも福井をアピールできる商品になった」と手応えを示す。2020年3月までの期間限定販売で、今後も毎年この期間に販売していく方針だ。

 菓子3個とおちょこの詰め合わせで2300円(税別)。同組合直売所「越前焼の館」(越前町小曽原)と、「御清水庵cafe」(越前市余川町)で販売する。

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