「三角地帯」再開発のハピテラスから見た完成イメージ図(福井県配布資料より)

 福井県福井市のJR福井駅西口の中央大通りと福井駅前電車通りに挟まれた「三角地帯」の再開発で、ユアーズホテルフクイ一帯の駅前電車通り北地区A街区をハピテラスから見た完成イメージ図が12月12日、明らかになった。県内最高層となる高さ約120メートルのホテル・オフィス棟が最も手前に建つ景観が示されている。

 完成イメージ図は、地権者らでつくる準備組合側が作成。事業主体となる再開発組合(本組合)設立の認可申請を受けた県が同日、県議会土木警察常任委員会で示した。

 A街区の再開発ビルは3棟構成で、駅側に当たるホテル・オフィス棟は地上27階で高さ約120メートル。ユアーズホテルフクイ(43メートル)の約3倍で、現在の県内最高層のハピリン(91メートル)を大きく上回る。3月の都市計画決定に際し、駅からの街の見通しなどを念頭に景観への影響を懸念する意見が、県都市計画審議会の複数の委員から出ていた。

 この日の常任委では、A街区事業の資金計画について、西本恵一委員(公明党)が質問した。理事者は収入金の4割を占める再開発補助金約151億円について、国と福井市が半分ずつ負担すると説明。「県としても、市に対して支援するか相談させていただく」と述べ、アオッサやハピリンの建設時同様、財政支援を検討する考えを示した。

 また隣接するB街区の再開発については「年度内か来年度の早い時期に、再開発組合(本組合)設立の認可申請を県へ行う考えだと、市を通して聞いている」とした。

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