改修工事のため休館する金沢21世紀美術館=12月11日、石川県金沢市

 現代アート作品を集めた石川県金沢市の人気観光地「金沢21世紀美術館」が12月20日から休館する。10月に開館15周年を迎えたことを機に、来館者の増加に伴う混雑緩和を目的とした改修工事を行うためで、2020年2月3日まで入館できなくなる。

 同館によると、金沢21世紀美術館は地上2階、地下2階で、2004年に完成。北陸新幹線開通後に来館者が急増し、18年度は約258万人で、過去最多を更新した。1日平均約1万人が訪れ、入場まで1時間待ちの日もあり、館内の混雑が問題になっていた。

 改修は、総合受付カウンターを拡張し、観覧券の発券機を3台から5台に増設。新たにモニターを設置して館内案内や注意事項などを多言語で表示、列に並んでいる間に確認してもらうようにする。

 同館の担当者によると、来年度行う一部展覧会で、オンラインによる来場予約も検討している。「来ていただいた方に、より良い環境で作品を見てもらいたい」と話した。

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