三菱重工業が、長崎市内に持つ2造船所のうち、主力の香焼工場の売却も視野に、造船国内3位の大島造船所(長崎県西海市)と事業再編に向けて協議していることが12日、分かった。造船分野で中国、韓国企業が世界的に台頭する中、生産体制を縮小して着実に利益を稼げる体制を構築する狙い。

 国内造船を巡っては、首位の今治造船(愛媛県今治市)と2位ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市)が資本提携で基本合意したと発表したばかりで、再編機運がさらに高まりそうだ。

 香焼工場は、三菱重工の祖業とされる長崎造船所を構成する生産拠点の一つ。国内最大級のドックを誇っている。

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