徐々に全容が見えてきた新幹線敦賀駅。駅舎の長さ約300メートル、高さ約35メートルの巨大な構造物となる=11月26日、福井県敦賀市(福井新聞社ヘリから撮影)

 2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、福井県敦賀市内では新幹線敦賀駅舎や高架橋の工事が着々と進む。クレーンがゆっくりと資材を運ぶ先に、巨大な駅舎が姿を現し始めた。

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 建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)などによると、新幹線駅舎は長さ約300メートル、高さ約35メートルで県内最大規模となる。1階に特急ホーム、2階は乗り換えコンコース、3階には新幹線ホームと、全国的に珍しい3層構造の上下乗り換え施設となる。新幹線駅舎と在来線駅舎は連絡通路で結ばれる。

 現在、共同企業体が駅舎の柱となる高架橋などの建設を進めており、高架橋は6割超の進捗状況という。来年以降、駅舎の外壁や内装、線路敷設などに取り組んでいく。敦賀湾の波のきらめきをイメージした外観となり、ホームは船の甲板を模した木調タイルをあしらう計画。コンコースは、北前船の帆を想像させるデザインとなる予定だ。

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