福井県警敦賀署

 福井県敦賀市の民家で高齢の親子3人の遺体が見つかった事件で、県警敦賀署と県警捜査1課は12月7日、夫への殺害容疑で逮捕していた会社員岸本政子容疑者(71)を、同居する90代の義父母を首を絞めて殺害した疑いで再逮捕した。「自分がしたことに間違いない」と容疑を認める一方、詳しい内容については黙秘しているという。複数のタオルを押収しており、凶器の可能性もあるとみて調べている。

 再逮捕容疑は11月17日未明、木造2階建ての自宅内で、義父(93)と義母(95)の首を絞めて殺害した疑い。2人の遺体は1階の寝室のベッドで見つかった。義母の遺体の近くにタオルがあった。

 岸本容疑者は同日未明、夫(70)の首を絞めるなどして殺害した疑いで同日、逮捕された。夫の遺体は2階寝室のベッドの下であおむけになっており、この近くにもタオルがあった。

 一家は4人暮らし。夫は足が不自由で、義母は要介護1、義父は要支援2の認定を受けていた。弁護人によると、岸本容疑者は食事や薬の準備、処方など3人の世話をしていた。自宅と職場を往復することや、夜中に起きることもあり、睡眠時間は少なく「3人の介護量が1年ほど前から同時に増えてきつくなった」と弁護人に話しているという。

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