福井県福井市の合併時と現在の人口増減率

 福井県福井市の2019年11月時点の人口は26万3324人で、2006年2月の合併時から3・1%、8292人減った。65歳以上の割合を示す高齢化率は28・7%で7・7ポイント上がった。市の人口減対策の総合戦略策定に向けた有識者会議の委員は「福井が本当に『幸福度日本一』なら人口は減らないはず」と指摘し、「『幸せ』についての認識も、市長選の判断材料になる」とみる。

⇒12月15日、福井市長選挙の開票速報はこちら

⇒【D刊】福井市長選の記事一覧はこちら

 市の地区別の人口を合併時と比べると、森田や中藤島、明新といった市の区画整理事業が進んだ市北部で特に人口が伸びており、この3地区だけで7100人増えた。一方で、市街地中心部や海岸部、中山間地域は減っており、最も減少幅が大きかった殿下は32・6%減。旧市町村別は越廼が32・0%、美山が23・5%、清水が11・8%、旧福井市が2・1%減だった。

 外国人は463人増えて4759人となり、全体に占める割合は1・8%。地区別は湊が574人と最も多く、外国人率も6・5%と最も高い。中藤島で192人増え、テクノポート福井がある棗も2人から61人に大きく増えた。

 世帯数は1万1593世帯増えて10万4406世帯となり、1世帯当たり人口は2・52人で0・41人減った。地区別は、順化と湊が2・09人と最も少ない。

 高齢化率は殿下が55・2%と最も高く、越廼や国見など6地区も4割を超える。20・9%と最も低い木田をはじめ25%以下の9地区はすべて人口が増えている。

 合併時と比べると、04年に住宅団地ができた本郷を除いて上がった。1970年代に開発された住宅団地がある清水北は、合併時は13・5%と最も低かったが、現在は37・1%と23・6ポイントの大幅な伸び。ほかに17地区で10ポイント超上がった。

 75歳以上の割合を示す後期高齢化率は市全体で15・0%(11月時点)。

関連記事