寒風の中、次々に干される大根=12月5日、福井県福井市

 たくあんに使う大根を干す作業が福井県内の各地で行われている。福井県福井市の農家、島田明浩さん(58)の畑では約1万本が干され、寒風にさらされてうまみが凝縮した大根からは、甘い香りがほのかに漂っている。

 島田さんは6年前からたくあん用の「宮重」を栽培、12月5日も妻の美穂さん(52)と作業に精を出した。水洗いした長さ30センチほどの大根を4本に束ね、畑に設置した全長約35メートル、高さ2・5メートルのパイプに次々に掛けていった。2週間ほど干して出荷し、県内のJA直売所や坂井市三国町の道の駅で販売される。

 島田さんは砂地の畑で育てており、甘さや色の白さが自慢。「試行錯誤を繰り返し、今年は過去最高の出来。若い人も漬物作りに挑戦して」と話していた。

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