高齢者からキャッシュカードをだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われた静岡市清水区の無職小野壮祐被告(48)に、名古屋地裁は3日、懲役2年4月(求刑懲役4年6月)の判決を言い渡した。小野被告は中国を拠点に電話をかけていた特殊詐欺グループのメンバーだった。

 吉井隆平裁判官は判決理由で「中国渡航段階では詐欺への関与を知らされず、組織でも末端だったものの、かけ子役として重要な役割を果たし、刑事責任は軽視できない」と述べた。

 検察側によると、小野被告は17年5月ごろから、中国国内にあるマンションの一室でかけ子をするようになった。

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