次々と作られる水ようかん=11月29日、福井県福井市照手3丁目の「えがわ」

 つるんとした舌触り、上品な甘さ。冬の味覚「水ようかん」の季節がやってきた。福井県内の菓子店で製造が始まっており、作業場には甘い香りが漂う。

 創業82年となる「えがわ」(福井市照手3丁目)は11月から製造を始めた。大釜で寒天を溶かし、黒糖とざらめ糖、小豆あんを加えて煮詰める。たらいに移し、扇風機で冷ましながら45度になるまでかき混ぜる。専用の機械から容器に流し込み冷まして固まったら完成。

 江川茂隆社長(52)は「先代のやってきたことを引き継ぎつつ、時代の変化にも対応したい。県外の人にもこの味を知ってほしい」と話している。

 製造は3月末まで続き、ピークの年末には1日1万箱以上を作る。

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