密漁されたサザエ

 福井県の敦賀海上保安部はこのほど、2019年1~9月末で福井県内の密猟者の検挙件数が85人、122件だったと発表した。サザエの密漁数が2500個と過去5年で最多となったほか、2018年より摘発された人数が1割増加した。サザエ以外ではアワビが114個、カキ56個、トコブシ24個だった。

 摘発されたのは敦賀海上保安部管内で45人、小浜海上保安署で25人を占め、県内の8割強が嶺南を中心に密漁していた。

 摘発されたのは大阪20人、愛知20人、京都8人、兵庫4人、滋賀3人、岐阜9人と関西、中京が多く、県内は13人だった。発生は7月に57件と全体の半数を占めた。

 密猟者の年齢層は10~70代と幅広く、40歳以上が7割だった。レジャー感覚の密猟者が多く、犯行が見つかると、密漁品を海に投棄して立ち去るなど、悪質な事例も増えているという。

 同保安部は「引き続き、漁業者や警察などと連携し、取り締まりを続けていきたい」としている。

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