福井県小浜市の自動車整備工場で見つかったセアカゴケグモ(福井県提供)

 福井県は11月29日、福井県小浜市の自動車整備工場で特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」1匹が見つかったと発表した。健康被害はない。県内での確認は2014年に福井市内で発見されて以来2例目。

 県自然環境課によると、発見されたのは体長約1センチの雌。26日に工場の従業員が大阪府内などで使われている車を整備、点検していたところ、車体とスペアタイヤの間で1匹と卵を見つけ捕獲。27日に県自然保護センターで鑑定し確認した。車で一時的に持ち込まれたことから、周辺で定着している可能性は低いとみられる。

 全国では17年2月時点で、福井を含む44都道府県で確認されている。

 セアカゴケグモはオーストラリア原産で、雌は背中と腹部に赤い模様があり、毒を持つ。かまれると針で刺されたような痛みがあり、発汗や吐き気を起こし、子どもやお年寄りがかまれると重症化することもある。

 同課によると、おとなしい習性で、素手でつかんだりクモの巣に触れたりしない限りかまれることはない。見つけた場合は市販の殺虫剤で駆除する。

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