北陸新幹線福井駅舎の外観イメージ

 北陸新幹線福井駅舎(福井県福井市)の建設工事の入札が11月28日行われ、3事業者の共同企業体(JV)が58億3900万円で落札した。7月の1回目入札では、入札価格が予定価格を上回る「不落」となっていた。2回目で決着し、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は「安心している。今後は開業に向け確実に工事を進めたい」としている。

 機構は、不落を受けた対策として「実勢価格の把握と確認を実施し、予定価格に反映させるよう努めた」と説明しており、予定価格を1回目よりも上積みしたとみられる。2回目の予定価格や落札率などは「JVとの正式な契約の締結後に公表する」とし、現段階で明らかにしていない。

 この日は福井駅舎と同様に1回目の入札で不落となった石川県の小松、加賀温泉両駅舎の再入札もあった。小松は3事業者のJVが52億5千万円で落札。加賀温泉については「開札されたが、保留となっている。理由は答えられない」とした。現段階で開業への影響はないとみられる。

 福井県内では敦賀開業時に福井、芦原温泉、南越(仮称)、敦賀の4駅が設けられる。南越駅舎は7月の1回目の入札で49億8千万円で落札された。残る芦原温泉、敦賀の両駅舎は来年1月中旬に1回目の入札がある。

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