理学療法士らの指導で肩や肘の可動域の確認をする高校生投手たち=福井県福井市の福井総合病院

 福井県高野連は11月24日、県内高校生投手を対象にした初めての肩肘検診を福井県福井市の福井総合病院で開いた。23校から97人が参加し、検診を通して自分の肩や肘の状態を知り、けがを予防するトレーニングなどを学んだ。

 日本高野連などが取り組む「高校野球200年構想」や県高校野球強化事業の一環として、福井県スポーツ医科学センターの協力を得て企画した。

 理学療法士が選手の肩や肘の柔軟性や痛みの有無をチェックし、専用器具で可動域を測定した。骨の状態などを確認するエコー検査やストレッチとトレーニングの指導もあった。

 福井工大福井高2年の高木寛斗投手は「エコー検査で骨に問題なく安心した。球の速度、質を高めるため可動域を広げたい」と話した。肘に不安があったという大野高1年の春木奎吾投手は「痛みの原因を知り、インナーマッスルを意識した体づくりが必要だと分かった」と納得した様子だった。

 県高野連の石津長利副理事長は「けが防止に努め、長く野球を続けてほしい。肩や肘の状態を知ることで自分に合ったトレーニングにつなげてほしい。将来的に小中学生にも実施していきたい」と話していた。

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