夜の今庄宿を楽しむナイトツアーへの協力を呼び掛ける「北国街道今庄宿倶楽部」の北村啓泰さん=11月14日、福井県南越前町今庄

 江戸時代に宿場町として栄えた福井県南越前町の今庄宿で、日本酒の飲み比べと酒かすを使った「杜氏鍋(仮称)」を楽しむ大人のナイトツアー開催を目指し、NPO法人「北国街道今庄宿倶楽部」が準備を進めている。かつての旅人のように、ちょうちんを片手に夜の宿場町を歩き、情緒あふれる町並みを味わえる企画も用意。11月29日まで、クラウドファンディングサイト「レディーフォー」で費用を募っている。

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 1キロの街道沿いに並ぶ四つの酒蔵の日本酒を生かし、夜の今庄宿を楽しんでもらいたいとの思いから企画した。

 ツアー開始は2020年4月以降を予定。午後4時ごろから同8時ごろまでを想定し、観光ボランティアガイドと一緒に街道を散策した後、酒蔵のお酒を飲み比べする。夕食には酒かすベースのオリジナル料理を味わう。食後は、ちょうちんを持ってライトアップされた今庄宿を巡る。明治天皇が休息された玉座がある「明治殿」や、今庄宿で一番古い建造物とされる「京藤甚五郎家」などを見学する。地元店舗でお得に買い物ができる特典付きの「藩札券」も配る。

 同倶楽部の北村啓泰副理事(61)は「夜になると通りだけが浮かび上がる街道の雰囲気は異空間に入りこんだようで格別。往時の旅人気分を味わってもらえたら」と話している。

 灯籠やちょうちんなどの費用に充てる100万円を募っている。寄付は5千円から20万円までの8コース。杜氏鍋や生原酒、展示用ちょうちんへの名前入れなどのお礼を用意している。

 ツアーは、ふるさと納税を活用した福井県の新事業創出支援事業の一つ。福井新聞が情報発信、福井銀行が経営サポートで協力している。

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