福井市役所前にある福井市長選挙の投票を呼び掛けるのぼり旗=福井県福井市

 12月の福井県福井市長選挙に立候補を表明している現職の東村新一氏(66)が11月14日夜、ビジョン(選挙公約)を発表した。「希望と安心の福井」を掲げ、北陸新幹線福井開業に向けた戦略的なまちづくりや、人口減・少子高齢化に立ち向かう持続可能な地域づくり、全国トップクラスの教育環境のさらなる充実に取り組むとした。

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 四つの柱を掲げた。「安全で活気あふれるまち」では、並行在来線の新駅設置を検討するほか、コミュニティーバスの市町間の連携など、新幹線開業効果を最大化するための2次交通の充実を挙げた。「健康に暮らせる住みよい環境」では、移住や定住を手厚く支援し、若者の福井への「還流」を促進するとした。

 「新時代に躍進する産業」では、魅力的な特色ある個店づくりを応援し、人工知能(AI)を活用したスマート農業を推進するとした。「人が輝く教育・文化」では、外国語指導助手(ALT)の増員によるグローバル人材の育成、スポーツで観光客を呼び込むスポーツツーリズムの推進を挙げた。

 ビジョンの実現へ、県や嶺北市町と連携し、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」を市政に反映、財政再建計画を着実に行うとした。

 フェニックス・プラザに約1900人(後援会発表)を集めて発表した。

 福井市長選は12月8日告示、15日投開票。現職の東村新一氏(66)、元警察官僚の黒川浩一氏(46)、元市議で共産党の西村公子氏(64)が立候補を表明している。

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