宮城県の地名に見られる「閖」など、特定の地域だけで使う「方言漢字」の研究者や関心を持つ市民が17日、埼玉県八潮市の文化施設でシンポジウム「方言漢字サミット」を開いた。珍しい漢字に込められた意味を知り、地域の歴史を学んでほしいと呼び掛けている。

 講演した笹原宏之早稲田大教授(国語学)によると、「閖」は水が門の中に入ってきたことを示しており、かつて津波被害に遭った先人からのメッセージとの見方もできるという。

 八潮市には「垳」という固有の地名があるほか、千葉県匝瑳市の「匝」、石川県羽咋市の「咋」など方言漢字は全国各地で使われている。

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