福井県あわら市熊坂の里山で、農業体験の拠点づくりを目指す「ReLIFE」のメンバー

 福井県あわら市の農家や福井市の飲食店経営者らでつくるグループ「ReLIFE(リライフ)」が、あわら市熊坂の里山を活用した自然体験の拠点づくりに向け活動している。高齢化が進む集落を「『自然と親しむ生活』の発信基地に変える」ことを目指すプロジェクト。第一歩として、里山にビニールハウスや育てた野菜を使った料理が味わえる「森のテラス」を整備する予定で、資金をクラウドファンディング(CF)サイト「レディーフォー」で募っている。

【寄付はこちら】福井県・あわら市で自産自消の農業体験を。ReLIFEプロジェクト!

 リライフは2019年3月に結成。「福井の豊かな自然をアピールできる場をつくりたい」と会社員や税理士、アウトドアに精通した人ら、さまざまな業種や趣味を持った23人が集まった。話し合いを重ね、メンバーが所有するあわら市熊坂の約5ヘクタールの里山を開拓した拠点の整備を計画した。

 20年3月末をめどにビニールハウスを設ける。ハウス内では、メンバーの一員である農家の監修のもと、野菜のみでフルコース料理ができるほどの多彩な品種を育てる。四方を木々に囲まれた場所にテーブルやイスを設置する「森のテラス」を4月末までに整備する。

 20年5月ごろから参加者を募った体験イベントを開始。田植えや野菜の苗植え、トウモロコシの収穫などを年間を通して展開する。軌道に乗り次第、林道を利用したトレイルランやマウンテンバイク体験などコンテンツを追加していく予定。代表の八木栄次さん(47)は「現代人が忘れかけている自然とのつながりを感じられる場所にしたい」と意気込んでいる。

 福井県が県内事業者が挑む地域活性化の11事業を認定し、ふるさと納税を活用して支援する事業の一つ。福井新聞社は情報発信、福井銀行は経営サポートで協力している。100万円を目標額に11月29日午後11時まで資金を募っている。支援者には金額によってあわら市で取れた米や野菜を贈るほか、体験イベントへ招待する。

⇒「ふるさと納税による新事業創出支援事業」プロジェクト一覧

関連記事