「ポスト安倍」などをテーマに講演する田崎史郎さん=11月14日、福井県あわら市内

 政治ジャーナリストの田崎史郎さん=福井県坂井市出身=が11月14日、福井県あわら市内で講演した。安倍晋三首相は2021年9月の自民党総裁任期までに退陣するとの見立てを示し、「次期総裁は岸田文雄政調会長か河野太郎防衛相が有力」と語った。

 二階俊博幹事長が言及する安倍首相の党総裁連続4選論に対して、田崎さんは「(4期目を)やる気はないだろう」と指摘。21年10月の衆院議員任期を踏まえ、来夏の東京五輪・パラリンピックが終わり、全世代型の社会保障改革を実現させて身を引くとの見方を示した。

 総裁候補としては石破茂元幹事長、茂木敏充外相ら8人を挙げた。その上で、派閥や政界の人間関係、人望などを考えると岸田、河野両氏が有力と説明。岸田氏には安倍首相の期待があるとする一方、河野氏については、当選同期で関係が近い菅義偉官房長官が、自身も総裁候補だが支援に回る可能性が高いと述べた。

 「公的行事の私物化」と批判されている首相主催の「桜を見る会」に関しては、「首相の後援会だけが優遇されるのは公平ではない。首相が説明した方がよい」と述べた。

 講演会は坂井法人会などが開き、約150人が聴講した。

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