タイ国際航空の役員らに、タイと小松空港を結ぶ定期便就航を要請する議連の一行(左側)=11月11日、タイ・バンコク市

 小松空港(石川県小松市)の国際化を推進する福井、石川両県議会の議員連盟が11月11日、タイの政府や航空会社に同空港への定期便就航を要請した。議連が「定期便の実現で、双方の観光振興や経済交流の一層の進展が図られる」と訴えたのに対し、タイ側は将来の定期便就航に前向きな考えを示した。

 福井県議会議連からは斉藤新緑会長、山浦光一郎議員が参加。一行はタイ政府の観光庁や、現地の航空会社「タイ国際航空」を訪問。斉藤会長によると、タイ政府関係者は2023年春の北陸新幹線敦賀開業を見据えて定期便を就航させることに意欲を示したほか、航空会社の役員も就航に向けた課題を検討する姿勢を見せた。

 斉藤会長は「定期便就航に向け、大いに前進したと言える。さまざまな課題はあるが、日本海側の拠点空港として国際化をさらに進められるようにしていきたい」と手応えを語った。

 小松―タイ間については現在、年4往復のチャーター便が運航している。

 タイに先立ち、一行は8日に香港の航空会社と在香港日本国総領事館などを訪問した。2019年4月から始まった小松―香港間の季節定期便(夏ダイヤ)について、通年運航の要請などを行った。

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