JFEスチール東日本製鉄所の高炉=川崎市

 鉄鋼大手3社の2019年9月中間連結決算が12日、出そろった。純損益は日本製鉄とJFEホールディングスの黒字幅が前年同期から大幅縮小し、神戸製鋼所は赤字に転落した。鉄鉱石などの原料価格が高止まりする一方、鋼材の国際市況が悪化。本業の苦境が鮮明になり、組織体制の見直しや設備投資の抑制といった動きも出ている。

 日鉄の純利益は前年同期比66・8%減の387億円、JFEは70・7%減の319億円。神戸製鋼の純損益は62億円の赤字(前年同期は333億円の黒字)だった。日鉄は台風15号で君津製鉄所(千葉県)の主要工程の一部に被害が出たことも響いた。

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