11月8日午後10時から同25分ごろにかけて、福井県大野市明倫町の同市役所北側の市道にクマがいるのが近くの住民らにより相次いで目撃され、9日早朝から市職員や警察、地元猟友会メンバーら約30人が付近を捜索した。同日午前7時ごろ、目撃場所から100メートルほど西にある同市泉町の空き家の庭の茂みに体長1メートルの雄の成獣が潜んでいるのを発見し、射殺した。同市街地でクマの出没が確認されたのは今季初めて。

 市は8日夜に目撃されたクマと、駆除された成獣は同一の可能性が高いとみている。一方、市街地から南へ5キロほどの同市木本の山際の集落では8日朝、80代女性が体長1メートルほどの成獣に襲われ軽傷を負ったが、今回のクマとは別の個体とみられている。

 市街地での出没を受け、市は周辺のパトロールを強化したほか、市内小中学校に注意を促すメールを流した。

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