越前市役所=福井県越前市

 福井県越前市は11月7日、保育料算定を誤り、2016年4月~19年10月に障害者がいる33世帯(園児45人)から計497万1050円を過大に徴収していたと発表した。既に全世帯に謝罪した。月内に全額を返還する。

 越前市子ども福祉課によると、過大に徴収したのは、年収360万円未満で障害者手帳の交付を受けた家族がいる世帯の一部。国が16年度から対象世帯の保育料の軽減額を増やしたが、職員の入力漏れで反映されていなかった。今年9月、幼児教育・保育の無償化に向けた事務作業で誤徴収が分かった。

 誤徴収が発覚したことから、市は16年度以降の入園関係書類約1万2千件を調査。16~18年度は30世帯(同39人)から430万6300円、本年度は17世帯(同20人)から66万4750円を過大に徴収していた。1世帯に返還する額は9千~37万2500円。

 川崎規生市民福祉部長は「本来軽減を受けるべき方々に長期にわたり負担をかけたことを深くおわびしたい。今後、チェックを複数で行うなど業務の在り方を抜本的に見直し、全力で再発防止に努める」と陳謝した。

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