鳥取市の鳥取港で行われた初競りで、500万円で競り落とされたズワイガニ=11月7日午前

 鳥取県鳥取市の鳥取港で11月7日、日本海の冬の味覚、ズワイガニの初競りが開かれ、鳥取県の最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」に認定されたカニが500万円で競り落とされた。「松葉ガニ」とも呼ばれる雄で、甲羅の幅14・6センチ、重さ1・24キロ。県によると、カニの落札価格としては世界最高という。漁は6日午前0時に解禁され、カニの季節が始まった。

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 競りは午前8時ごろに始まり、1匹目に500万円の値が付くと、場内がどよめいた。競り落としたのは鳥取市の仲買業者「かねまさ浜下商店」で、昨年の初競りでも「五輝星」を200万円で落札、ギネス記録となった。

 同社の浜下哲爾社長(49)は「今年も世界一をとりたいと思って初競りを迎えた。よく身が詰まったいいカニだと思う」と満面の笑みで話した。落札したカニは銀座の料亭に卸されるという。

 鳥取県水産課によると、昨シーズンは天候が良く豊漁で、県に割り当てられた漁獲可能量を超えそうになった。昨年12月10日以降、カニのサイズや量の制限を厳しくした。今期は休日を増やすなどして取り過ぎを防ぐ。

 兵庫県新温泉町の漁港で6日に開かれた初競りでは、1・2キロの松葉ガニが300万円で落札されている。

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