前日計量をパスし、ポーズをとるWBCバンタム級暫定王者の井上拓真(左)と正規王者のノルディーヌ・ウバーリ=11月6日、東京都内

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝(11月7日・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が6日、東京都内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)同級王者の井上尚弥(大橋)はリミットの53・5キロ、WBA同級スーパー王者のノニト・ドネア(フィリピン)は53・3キロでともに1度目でパスした。

 海外ブックメーカーのオッズなどでは圧倒的有利となっている井上尚弥は「何が起きるか分からないスポーツ。オッズは頭から外して闘う」と冷静だった。世界5階級制覇の実績があるドネアは「今まで不利と言われた対戦でも勝ってきた」と笑顔で話した。

 同じ興行の世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王座統一戦に出場する暫定王者の井上拓真(大橋)は53・5キロで「必ず正規王者になって最高の形で兄(尚弥)につなげる」と話した。正規王者のノルディーヌ・ウバーリ(フランス)は53・3キロで一発クリアした。

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 海外のブックメーカー(賭け屋)のオッズでは井上尚弥がドネアを圧倒している。6日午後9時の時点で、英大手ウィリアムヒルは井上尚弥の勝利に1・14倍をつけたのに対し、ドネアは5・5倍とした。1~3回に井上尚弥が勝ちを収めるケースは2・75倍で、判定勝利なら8・0倍。序盤に井上尚弥がKOするシナリオが有力とされている。

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