漁の解禁後、船上に揚げられたカニ=2018年11月6日、福井県越前町沖

 福井が誇る冬の味覚、越前がに漁は6日が解禁日。福井県水産試験場が行った越前がにの資源量調査によると、今季の雄のズワイガニの予想漁獲量は「昨季並み」、雌のセイコガニは「昨季をやや下回る」となっている。

 昨季の漁獲実績はズワイ215トン、セイコ135トン、ミズガニ54トンの計404トン(前季比13トン増)。漁獲金額はズワイ15億7200万円、セイコ3億6300万円、ミズガニ9500万円で計20億3千万円(同6700万円増)だった。

 漁獲金額は、ズワイの最高級ブランド「極(きわみ)」が誕生した2015年度に過去最高の21億2100万円を記録し、以降は20億円前後で推移。全体的に単価が上がっている。

 極の漁獲数は、審査基準の厳格化で年々減少している。昨季は、国の「地理的表示(GI)保護制度」に登録されたことで一層厳しくなり、87匹だった。

 越前がにの漁期はズワイが11月6日~2020年3月20日、セイコが11月6日~12月31日、ミズガニは2020年2月19日~3月20日で、いずれも昨季と同じ。

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