2020年度大学入試の志望動向は、大手予備校河合塾の集計によると、難関私立大学グループの早慶上理、MARCH、関関同立のいずれも志望者が前年度に比べて減少した。受験生の安全志向から難関大学を敬遠した動きとみられる。そのうち関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)の大学ごとの志望動向を詳しく見ていく。

 ■関西学院大学、立命館大学

 関関同立では、関西学院大学と立命館大学の志望者がともに前年度比99%(以下すべて一般入試方式を集計)で前年並みとなった。

 関西学院大学を学部ごとに見ると文学部91%、国際学部95%、法学部94%、総合政策学部94%、経済学部99%などとなっている。理工学部120%と増加した。

 立命館大学は文学部101%、経済学部96%、経営学部93%など。19年度入試で志願者増に伴い難化した法学部は89%、産業社会学部は84%と大きく減らした。理系は理工学部112%、生命科学113%、情報理工121%と増やした。2019年度入試で志願者の減少により易化した反動とみられる。

 後半は同志社大学と関西大学を学部ごとに詳しく見ていく。

 河合塾が8月に実施した第2回全統マーク模試を分析した本年度第2回大学入試分析報告会が10月25日、福井県福井市内で開かれた。報告会での分析資料から2020年度大学入試の動向をシリーズで紹介する。

1:2020年度大学入試、現役合格を意識

2:国立難関大学と準難関志望前年割れ

3:難関国立10大学すべて志望者減る

4:私立大学入試、一般方式の志望者増

5:早慶上理の志望、文系で敬遠顕著

6:MARCHは軒並み志望者減る

7:関関同立の志望動向は2極化(本稿)

8:【無料公開】福井の受験生、国公立志望校1位は福井大学

9:【無料公開】福井の受験生、私立志望校1位は仁愛大学

⇨全シリーズを一覧。D刊オリジナル特集「大学入試2020受験生の志望動向」はこちら

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