土蔵を「夢を語り合える場に」と改修を目指す中谷翔さん(左)と野村直樹さん=福井県南越前町今庄

 福井県南越前町今庄の町家を宿に改修、「都会人の第二の実家」を目指して活動する「玉村屋」が、宿に隣接した土蔵を「夢を語りあえる場」として改修整備を計画している。宿泊者らが火鉢を囲んで話し合えるように補修し、ワークショップ場などでの利用も想定。費用をクラウドファンディングで募っている。

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 土蔵は、宿に改修した築90年の母屋に隣接した2階建てで、1階部分約36平方メートルを整備する。玉村屋を運営する中谷翔さん(30)が、夢を語り合い、実現を後押しできる場をと計画した。土蔵の中心に火鉢を設置し、宿泊者らが夜に火を囲んで話し合える空間を想定。夢を書く掲示板を設置しホームページで公開して、応援したい人とのマッチングや、夢をかなえた人を招いて話をする合宿なども構想している。

 玉村屋は、地域おこし協力隊として同町に移住した中谷さんと、切り花農家の野村直樹さん(27)が今年2月にオープンした。中谷さんは「夢を持つ人をそっと後押しできる空間をつくりたい」と思い描いている。

 改修は、土蔵内壁の補修や床板の張替えなど。12月に工事開始し2020年2月にプレオープン、4月に本オープンを予定。工事費用100万円をクラウドファンディングで募っており、期限は11月29日まで。寄付は3千円から7万円までの14コースがあり、返礼品として蔵の名前を決める投票権や、中谷さんによる地域ガイドツアーなどを用意している。

 改修の計画は、ふるさと納税を活用した福井県の新事業創出支援事業の一つ。福井新聞が情報発信、福井銀行は経営サポートで協力している。

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