私立6高校の2020年度募集定員

 福井県私立中学高校協会は11月1日、県内私立6高校の2020年度募集定員を発表した。福井工大福井と啓新は進学コースを専願のみに変更、スポーツ関連の新しいコースも設けた。全日制5校の合計は1948人、定時制と通信制は各80人で、いずれも前年度と変わらない。

 県庁で会見した荻原昭人会長(啓新高校校長)は、前年度の定員を維持したことについて「経営的にこれ以上減らすのは当面難しい」と説明。来春からの授業料の実質無償化や入学金引き下げで、金銭的な負担が県立高と同等になることも理由に挙げ「滑り止めの位置付けから、第1志望で選ばれる私学に向けて踏み出す元年である」と述べた。

 全日制の福井工大福井は、特別進学科に文武両道を目指すコース「クラブ特進」(併願)を新設。スーパー特進などと合わせ4コースで計120人(前年度比20人増)を募る。進学科は、普通科系の進学コースⅠ類、専門系のⅡ類に分類し直し、計290人(同20人減)とした。

 啓新は普通科に、男子硬式野球部と、女子ソフトボール部員のみで構成するコース「アスリート」(募集定員34人)を新たに設ける。体育の授業は他コースの2~4倍、総合学習などの時間も増やし、強化を目指す。北陸、仁愛女子、敦賀気比に大きな変更はない。

 一般入試での県立高との併願は、敦賀気比を除く全日制4校の9コースと定時制の福井南で認める。今回から、福井工大福井の進学科進学コースⅠ類と啓新の普通科進学コースは専願のみ受け付ける。

 スポーツ・文化選抜入試は全6校で行い▽北陸120人▽仁愛女子42人▽福井工大福井94人▽啓新60人▽敦賀気比23人▽福井南若干名―を募る。

 入試の日程は全日制と定時制の推薦入試とスポーツ・文化選抜入試が来年1月21日。一般入試(専願、併願)は2月3、4の両日にある。啓新通信制は1月14日の出願開始後、学校が指定した日に、面接と基礎学力試験を行う。

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