ツキヨタケなど野生キノコによる食中毒に注意を呼び掛ける福井県のホームページ

 福井県は10月31日、越前市内の山中で採った毒キノコ「ツキヨタケ」を食べた同市の60~90代の男女3人が食中毒を発症したと発表した。3人は家族で、食用のヒラタケと間違って食べたという。嘔吐や腹痛などの症状が出て入院したが、既に回復し退院している。県内での毒キノコによる食中毒は2014年10月以来。

 県医薬食品・衛生課によると27日午前、越前市の山中で男性がキノコを採り自宅に持ち帰った。炒め物に調理して昼食で食べたところ、症状が出て医療機関を受診した。消防から県に通報があり、キノコの残品を調べてツキヨタケと分かった。

 ツキヨタケは夏から秋にブナなどの枯れ木に重なるように群生。食用のヒラタケやムキタケ、シイタケと間違いやすく、食べると30分から1時間ほどで嘔吐や下痢、腹痛など消化器系の中毒症状が現れるという。

 同課の担当者は「全国的にも野生キノコによる食中毒が起きている。素人が食用かどうか判断するのは非常に難しい。食用と確実に判断できない場合は、絶対に採らない、食べない、人にあげないようにしてほしい」と話している。

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