福井県教委はこのほど、県立高校の生徒を対象に行った2019年度学習状況調査の結果を発表した。インターネットを利用して学習している生徒は84・3%に上り、18年度と比べて2・8ポイント上昇。スマートフォンのアプリや授業動画の利用は26・8%となり、質問項目に加わった15年度から4年連続で増えた。

 平日にスマートフォンや携帯電話で通話やメール、SNSなどをする時間は、1日当たり平均1・61時間。利用時間が「30分未満」「1時間未満」「1時間以上2時間未満」の生徒は、いずれも25%弱だった。スマホなどを持っていない生徒は0・7%。

 一方、新聞や書籍を読む生徒は減少傾向が続いている。

 新聞を「ほぼ毎日」「週に1~3回程度」読むと答えた生徒は1・8ポイント減の13・8%で4年連続減。「月に1~3回程度」は16・1%。全体の約7割は「ほとんど、または全く読まない」と答えた。

 1カ月間の読書冊数は平均1・6冊で、昨年度と比べ0・04冊減。読む生徒は「1~2冊」が最も多かった。「1冊も読まない」は43・8%を占め、学年が上がるにつれて本離れが進む様子もうかがえた。

 18歳選挙権の導入に合わせ、本年度から「国や地方の政治にどの程度関心があるか」を質問項目に加えた。4割弱が「非常に」または「ある程度」関心があると答えた。

 調査は2012年度にスタート。19年度は6~7月に行い、1万5166人から回答を得た。

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