北陸3県の結婚式招待客1人にかける費用

 リクルートマーケティングパートナーズ(東京)が10月29日発表した2019年度の結婚トレンド調査によると、福井を含む北陸3県は、結婚式(挙式、披露宴)の招待客1人当たりにかける費用が平均7万3千円で、01年度の調査開始以来、過去最高となった。全国平均は6万8千円。ギフト数なども全国トップとなり、結婚するカップルの招待客へのおもてなしの精神や、感謝の気持ちが強いことを裏付けている。

 全国(沖縄は除く)を15地域に分け調べた。北陸3県の招待客にかける費用は、18年度から7千円増、5年前からは1万2千円増とほぼ右肩上がりで推移している。

 招待客1人当たりのギフトの合計数は、4・4品目(全国平均2・9個)でトップ。招待客によってギフトの品目を変えるカップルは48・7%と、全国平均の16・9%を大きく上回った。

 また、嫁入り当日に新郎宅で行われる福井県独自の風習「まんじゅうまき」の名残などもあり、「菓子まき」の実施率も全国1位の16・2%。2位の東海7・0%を引き離している。

 同社の担当者は「招待客一人一人に対するおもてなし志向が高い。ギフトで感謝を伝えたいカップルが多い傾向にある」と分析している。

 一方、北陸3県の平均招待客数は18年度と同じ60・3人で、総額費用は平均342万5千円(18年度比2千円増)だった。カップルの自己負担額は平均139万4千円(同1万5千円減)。77・3%が親や親族からの援助を受けており、援助額は平均174万4千円だった。

 挙式で神前式を選んだのは26・4%で全国1位。同社は「福井県の一生水、石川県の花嫁のれん、富山県の細工かまぼこなど、北陸には結婚に関する風習が多く、和の文化を身近に感じているからではないか」とみている。

 調査は結婚情報誌「ゼクシィ」の読者のうち、18年度に挙式や披露宴をした5305人の回答を基に分析した。

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