野球の独立リーグ、ルートインBCリーグで運営会社が清算手続き中の福井ミラクルエレファンツを巡り、BCリーグは10月30日、新たに運営を担う会社を設立すると発表した。新会社、チームは福井県内を拠点とし、選手を引き受ける方針。チーム名は未定。解散の危機にあった地元球団は存続する見通しとなった。

 BCリーグによると、新会社は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の「トクサンTV」を運営するインターネット企業と弁護士事務所の経営会社(ともに東京)が軸となり出資する。福井県内の複数の企業が協賛金提供などに関心を寄せている。BCリーグ事務局長の小松原鉄平氏が社長に就く見込み。

 BCリーグは同日までに、福井ミラクルエレファンツの選手らに会社設立の方針を説明した。選手とコーチが新チームへの所属に向け調整している。BCリーグの村山哲二代表は「さらに地域に根付くべく挑戦を続ける。応援をよろしくお願いします」とのコメントを発表した。

 来季のBCリーグは新たに神奈川が加盟し、福井を合わせた計12チームで行う。

 エレファンツは2007年12月に設立され、今季がBCリーグ加盟12年目。10年から運営を引き継いだ福井県民球団(福井市)は観客数の減少が止まらず黒字化は困難と判断、清算手続きを進めている。BCリーグが今月中をめどに、運営を引き受ける企業・団体を独自に探していた。

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