入荷した若狭マツタケ=10月28日、福井県おおい町名田庄三重

 秋の味覚「若狭マツタケ」が福井県おおい町名田庄三重のスーパー「カネイチ」に入荷し始めた。例年より時期は遅めだが、ふくいくとした香り、プリプリした弾力は例年通り。注文殺到も入荷が追いつかず、10月28日現在で約30件が予約待ちの状態だ。

 田中俊弘店長(51)によると台風の上陸が相次ぎ、気温の変動が激しかった影響で成育が遅れがち。例年より2週間ほど遅く、10月中旬から入荷し始めた。

 同店で扱うのは名田庄地区産のみ。「香りを楽しんでほしい」(同店長)と焼きマツタケ、マツタケご飯で味わうのがお薦め。

 28日は今シーズン最多の約20本(2キロ)を入手できたがすべて予約者向けに。これまでに地元住民や京都の料亭などから約40件の予約注文が入っており、毎日2、3件増え「運がよければ店頭に並ぶ」(同店長)状況だ。

 入荷量はまだ少なく例年の半分程度。値段は例年より2割高めの100グラム6千円~1万3千円となっている。収穫できる時期は11月上旬までとみられ、同店長は「秋の風物詩として待っている人は多く、できるだけ予約にこたえたい」と後半の入荷に期待している。

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