新工場の竣工式でテープカットする江守康昌社長(左から5人目)ら=韓国・大邱

 日華化学(本社福井県福井市、江守康昌社長)が韓国・大邱(テグ)で建設を進めていたフッ素化学品の製造工場が完成した。高付加価値のフッ素化学品の需要は世界的に高まっており、増産体制を整えた。2020年2月の稼働を予定している。

 子会社ニッカコリア(本社ソウル)が操業する工場敷地内に建設。重量鉄骨造り5階建て、延べ床面積は約3900平方メートル。投資額は約18億4500万円。スポーツアパレル向けのフッ素系はっ水剤の原料、スマートフォンやノートパソコンなど精密機器の画面処理に使われる潤滑剤、防汚剤を生産する。

 新工場の生産能力は旧工場の1・3倍となる年1万4千トン。ニッカコリアの売り上げ計画では、2018年実績の36億円から、25年には60億円を見込んでいる。10月中旬に現地で竣工式が開かれ、江守社長らが出席した。

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