一般営業開始を前に、スケートを楽しむ子どもたち=10月27日、福井県敦賀市呉羽町のニューサンピア敦賀アイスアリーナ

 福井県内唯一のスケートリンク、ニューサンピア敦賀アイスアリーナ(同県敦賀市呉羽町)で11月1日、今季の一般営業が始まる。氷の厚さは約7・5センチでほぼ完全な状態になり、最後の仕上げを残すだけ。オープンを前に10月27日、親子スケート教室が開かれ、真新しい氷の上で子どもたちの歓声が響いた。

 アイスアリーナは60メートル×30メートルの広さ。オフシーズンは人工芝が敷かれ、グラウンドゴルフなどが楽しめる多目的ホールとして使われている。

 今季のリンク作りは9月28日に始まった。マイナス10度ほどの不凍液が流れるチューブが入ったアイスマットを敷き詰め、気温が下がる夜間を中心に、少しずつ水をまいて薄く氷を張り、再び水をまく作業を連日繰り返した。徐々に厚みを増すことで、硬く締まった状態になるという。

 今季は11月16~19日に、バンクーバー冬季五輪女子銀メダリストのプロフィギュアスケーター浅田真央さんのアイスショー(チケットは完売)が開かれるほか、12月1日に元五輪選手の本田武史さんのスケート教室も予定されていいる。

 リンク作りを担当するスタッフの山田哲生さん(65)は「今年は気温が高く、雨で湿度もあり、リンク作りに苦労したが、いい状態になった」。昨季は約4万人が訪れており、「今季はさらに多くの人にスケートを楽しんでほしい」と期待した。

 27日のスケート教室には市内外の園児や児童、保護者約80人が参加した。初めは恐る恐る氷の上に立っていた子どもたちも、福井県スケート連盟の指導員の手ほどきを受け、バランスを取りながら楽しそうに氷の上を進んでいた。参加した粟野小学校3年の女子児童は「滑った後、止まることができて楽しかった。もっとうまくなりたい」と笑顔だった。

 今季の一般営業は来年5月6日まで。問い合わせはニューサンピア敦賀=電話0770(24)2111。

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