飲食店経営者の主張、こんな客は嫌【ゆるパブ】

今回コラムを書かせていただくことになりました、ゆるパブメンバー平等です。現在の仕事は、ベルベール(カフェ)・観葉植物のリース・経営アドバイザーの3つの肩書です。ゆるパブコラム「飲食店経営のむずかしさ」について今回最後となる第3回目は、「飲食店経営者の主張」です。

⇒【第1回】「正直しない方がいい」飲食店経営

⇒【第2回】消費税増税、最低賃金アップ、スタッフ教育

今これを読んでいる方は、飲食店経営をしている、もしくは始める方や飲食店経営に興味がある方だと思います。私は自身のSNSでこのコラムをシェアするとき「これから飲食店経営を夢見ている方は絶対に読まないでください」と言っています。なぜなら飲食店経営者としての愚痴や不満が多く書かれており、悪い面が浮き彫りになるためです。

例えばですが、これは飲食店だけではありませんが「お客様は神様です」という有名な言葉があります。本質を知っていると、とても良い言葉なのですが、本質を知らない方は自分の認識で何も考えずに押し付けます。私たちにとっての神様なお客様は、私のお店を愛して通ってくれる方です。経験談ですが、ちょっとしたミスでスタッフを怒鳴り散らし泣かせるような方、お冷を提供するのが遅くなっただけで怒鳴り散らす方、スタッフを奴隷か何かと勘違いしている方、待ち合わせですぐ帰るからと言って注文しない方、人数分注文のない団体などは、神様どころかお客様ですらありません。来ないでください。

繁忙期やランチタイムなど混み合うことが予想されるようなとき、時間がないお客様は事前に予約をしてください。インターネットの某口コミサイトで、その店に対し気に入らなかったことを悪意たっぷりで書き込むのもやめてください。CP(コストパフォーマンス)とか書いている人もあなたの金銭感覚で書かないでください。

多くの飲食店は、こだわった食材、料理、接客サービス、価格、味を必死に作り上げています。すこしでもお客様に喜んでもらいたいからです。あなたの価値観で踏みにじることはやめましょう。気に入らなければその店に二度と行かなければいいだけなのです。少しでも理解してもらって、お客様にはモラルとマナーを守ってそのお店の食事を楽しんでほしいですね。

と、このように飲食店経営はむずかしく、つらいことがほんと多いです。

しかし、美味しいレシピが完成したとき、スタッフが高い意識を持って一緒に経営してくれたとき、お客様からお褒めの言葉をいただいたとき、自分が美味しいと信じて提供しているメニューがたくさん売れたとき、結婚式の二次会などで利用してもらい新婚さんとそのお客様が幸せそうな笑顔だったとき、本当にやっててよかったなと思える瞬間に出合えることはとてもやりがいがあり幸せを感じながら経営ができます。

苦労が多い分、それがむくわれた時の喜びは大きいものになります。毎日同じことのルーティンで自分が必要かどうかわからない仕事よりもやりがいはあります。

これから飲食店経営を始める方、飲食店経営をしている方は、「なぜ飲食店を経営しようと思ったのか」を思い出してください。そして、お客様が帰るときの表情を見てください。笑顔で「美味しかった!ありがとう」と言われたらもっとがんばれます。お店側もお客様に対し、数ある飲食店の中から自分の店を選んでもらえたことに感謝し笑顔できもちのいい接客しましょう。

マニュアルやハウスルールでスタッフ教育ということも書きましたが、オーナーの姿勢次第でスタッフもお客様も変わります。うまくいってない方は今一度自分自身を見直してみませんか?

たのしんで飲食店経営しまちゃいましょう!

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。

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