10月21日午前6時40分ごろ、福井県福井市縫原町の山際の道で近くに住む男性(46)がクマにかまれるなどして腕と顔にけがを負った。県によると今季、県内でクマに襲われ負傷したのは南越前町、勝山市の男性に続き3人目となった。県内ではこのほか、勝山市でクマの目撃情報が相次いだ。

 福井市や福井署などによると、男性は自宅を出て最寄りのバス停に向かう途中でクマに遭遇。右腕をかまれ、右目の上付近を引っかかれた。同市内の病院に搬送された。クマは幼獣とみられ、山に逃げていった。

 現場は美山アンデパンダン広場の近く。福井市は近隣の集落などに文書や防災無線で注意喚起し、羽生小やみやま保育園、美山啓明小などにも注意を呼び掛けた。周辺のパトロールも強化している。羽生小は、緊急メールで保護者らに注意喚起と登下校時の付き添いを呼び掛けた。

 市によると、2日には周辺の計石町に幼獣1頭がいるのを車を運転していた男性が見つけた。13日には野波町で柿の木に爪痕や食べ跡の痕跡が確認されている。

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