木々が色づき始めた養浩館庭園で始まった雪つり作業=10月21日、福井県福井市宝永3丁目

 福井県福井市の国の名勝、養浩館庭園で10月21日、雪の重さから樹木を守る雪つり作業が始まった。ほんのり赤く色づいた園内の木々と、冬の足音を感じさせる雪つりの景色が調和。来園者は季節の移ろいを楽しみながら散策していた。

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 専属庭師の男性(45)が午前10時ごろから黙々と作業。約7メートルの支柱上端から伸びる24本の縄を、マツの枝に円すい状に結びつけ、さまざまな角度からバランス良く見えるよう調整した。今週中にマツ9本の雪つりを終え、半月ほどで低木のツツジなどの作業も完了する。

 「雪つりの庭園を心待ちにしてくれている人の声に応えて例年より早く作業を始めた。伝統の冬の景色を長く楽しんでもらえれば」と話していた。

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