福井地裁=福井県福井市春山1丁目

 福井県高浜町の国道27号で2019年1月に発生した死亡事故で、酒酔い運転して対向車の男性を死亡させたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた被告の男(20)=事故当時(19)=の判決公判が10月18日、福井地裁で開かれた。西谷大吾裁判官は「非常に乱暴な走行で、規範軽視の態度は強く非難される」として懲役3年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。

⇒遺族「量刑短すぎる」

 判決理由で西谷裁判官は「未成年の飲酒運転は成人以上に戒められるべきで、少年という事情は考慮できない」と断じた。弁護側の「酩酊状態で正常な運転ができないことを認識できなかった」とする主張に対し「事故現場までマニュアル車を最短でも2・6キロ運転できている」として退けた。

 判決によると、被告は19年1月9日午前5時50分ごろ、酒に酔った状態で高浜町東三松の国道27号で乗用車を時速113キロで運転。対向車線にはみ出し軽トラックと衝突、運転していた同県小浜市、自営業の男性=当時(64)=を死亡させた。

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