福井県庁=福井県福井市

 福井県の杉本達治知事は10月18日、豚コレラ対策の豚へのワクチンの接種命令を出した。県内の飼養豚全頭を対象に早ければ23日にも接種を開始できる見通し。

 農林水産省は15日にワクチン接種の前提となる防疫指針を改定し福井県を含む11県を「接種推奨地域」に選定した。県は16日に県内の飼養豚全頭に接種することなどを盛り込んだプログラムを農水省へ提出。農水省の確認を受けた上で接種を始める。

 県によると、家畜伝染病予防法では、接種までに知事の命令を3日以上公示する必要があると定められている。農水省がプログラムの確認を終えるのは21日になる見通しのため、命令を出しておくことで確認を受けてワクチンが届き次第、速やかに接種を開始できるようにした。

 県の担当者は「速やかに接種できるよう県としてやれることは事前にやっていく」と話している。

 県内では15日現在、養豚場3施設と県畜産試験場、福井市足羽山公園遊園地(ミニ動物園)の計5施設で1770頭を飼育している。

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