あわら市役所=福井県あわら市

 福井県あわら市は10月17日、市民1人から4年6カ月にわたり、上下水道料金計28万円を誤徴収していたと発表した。姓名が同じ読み方の別の市民の水道料金が銀行口座から引き落とされ、2世帯分を支払っていた。管理システムへの入力ミスが原因。市は「確認作業を徹底し再発防止に努める」としている。

 誤徴収された市民は2015年3月、新築する住宅の水道料金について口座振替を市に依頼。上下水道課の担当者が銀行口座の情報を管理システムに入力する際、依頼者と姓名が同じ読み方の別の市民の台帳の口座番号を誤って変更した。住宅が完成した同年7月には、同じ口座番号を新規登録したため、誤徴収された市民の口座番号は二つの台帳に存在することになった。

 担当者が新規案件とは認識せず、台帳の変更と勘違いしたことが原因と市は説明している。

 引き落とされる額に不審を抱き、今月1日、市に問い合わせて問題が発覚。市は2人に謝罪した上で、15年2月~19年7月に誤徴収した28万175円を全額返還し、使用料を支払わない状態になっていた市民には、時効期間内の計21万7593円の納入を依頼した。

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